3月24日、修了式が行われました。校長より、1年から5年までの代表児童に、修了証を手渡した後、本年度の3つ目標のうち、「友達を大切にしよう」について次のような話をしました。まず、野球選手の田中将大さんが、小学生のとき、からかわれている友達をその場から自然に連れ出すことで、いじめを止めたという新聞記事を紹介しました。そして、「小学生だった田中将大くんは、他の人のことを思い、それを自然と行動に移すことができる少年でした。友達への思いやりや、優しさがなければ、おそらくこのような行動は生まれません。「いやだって言わなかった」「相手も笑っていた」「自分だっていやな目に遭った」人にいじめをする人の自分勝手な言い訳です。「止めたりして、自分がいじめられたらいやだ」と思う人もいるでしょう。是非周りの大人に相談してください。絶対に力になってくれます。西小の皆さんが、苦しんでいる人、困っている人を助けられる人になってほしいです。今年度は、コロナウイルス感染症が広がり、2ヶ月の休校から1年間が始まりました。不安な思いの人もたくさんいたと思いますが、皆さんは常に前向きに、学習や行事に一生懸命取り組むことができました。来年度も、友達と仲良く、皆が楽しい学校生活を送れるよう、「誰かのために」「他の人のために」という気持ちをもって生活してほしいと思います。」と話しました。