朝会(任命式・表彰・「挨拶をしよう」)

 2月22日の朝会では、令和3年度前期児童会役員の任命式、読書感想画コンクール優秀賞の表彰が行われました。また、校長からは、本校の重点目標である「挨拶をしよう」について子どもたちに話をしました。

 『今回の児童会役員選挙には、17名の4、5年生が立候補しました。どの人も、選挙演説の中で、西小をより良くするためにさまざまな提案をしてくれました。その中で一番多かったのは、「あいさつ運動がしたい」「挨拶がしっかりできる西小にしたい」という声でした。

 1月に皆さんに行ったアンケートでは、「西小の子どもたちは、『おはよう、こんにちは』などの挨拶がよくできるか」という質問に、80%近くの人が、「しっかり挨拶をしている」と答えています。しかし、先生たちのアンケートでは、半分以上の先生が、西小の皆さんに「もっとしっかり挨拶をしてほしい」と思っています。また、お家の方のアンケートには、「登下校のボランティアさんに、笑顔で挨拶をしている子があまりいない」「旗当番でおはようと声をかけても返ってこない」「ボランティアの方に大きな声で挨拶ができる学校になったらいいなと思う」という意見がありました。

 皆さんの多くは挨拶をしていると思っているのに、周りの人にそう思ってもらえないのはなぜでしょう。それは、「上手に」挨拶をしていないからではないでしょうか。そこで、「挨拶が上手になる4つのポイント」をお話します。

 あいさつの「あ」  相手を見て、明るく

 あいさつの「い」  いつでも

 あいさつの「さ」  先に

 あいさつの「つ」  続ける

「相手を見て、明るく、いつでも、先に、続けて挨拶をする」、こういった「上手な」挨拶ができれば、もう「あいさつ名人」です。皆さんには、自分の挨拶の仕方はどうだっただろうか、これから挨拶をどのようにしていったらよいのだろうかを、改めて考えてみてほしいと思います。

 最後に、なぜ挨拶をすることが大切なのでしょうか。それは人と人との最初のコミュニケーションだからです。そして、相手を大事に思う心の表れだからです。つまり、「おはよう」「こんにちは」は、あなたと親しくなりたいです、あなたに感謝しています、という気持ちを表すとても大切な言葉であると言えます。

 3学期もいよいよあと1か月を切りました。6年生は19日、1年生から5年生は22日を残すのみです。特に6年生は、あと19日間、下級生の手本となる「上手な」挨拶をしてほしいと思います。』